テストシナリオの作成
Drools4.0入門のサンプルで設定したfact設定(workingMemory設定)を再度用います。DroolsTest.javaから必要な部分を再掲すると、
workingMemory.insert(new BusinessTrip(“野中”,3.5));
workingMemory.fireAllRules();
workingMemory.insert(new BusinessTrip(“大前”,5.0));
workingMemory.fireAllRules();
workingMemory.insert(new BusinessTrip(“米倉”,8.0));
workingMemory.fireAllRules();
workingMemory.insert(new BusinessTrip(“嶋口”,10.0));
workingMemory.fireAllRules();
workingMemory.insert(new BusinessTrip(“伊丹”,13.0));
workingMemory.fireAllRules();
となります。 この設定にしたがって、まずは新規にテストシナリオを作成します。Knowledge BasesのCreate NewからNew Test Scenarioを選択し、新規のシナリオを作成します。名前は一応「テスト1」とでもつけておきましょう。


ここで、GIVENの「+」を押して、下のウィンドウを表示しfact typeを設定、名前については「BT1」とでもつけておきましょう。

Addを押して戻った画面で、BusinessTripをクリックして、フィールドを追加し、同時に値も設定していきます。

最初にあげた5つのfactを設定して保存し、左上のRun scenarioを押して実行してみましょう。

実行すると以下のような表示となり、

サーバの動いているコマンドプロンプトには以下が表示されます。

以上、factモデルの定義からルールの実行までひととおりの作業をGuvnorのみで行ってみました。
