JBoss Rules は、現在(2009年9月) 5.0 となり 日本でもRedHatのサポートするところとなりました。この JBoss Rules のコミュニティ版が Drools 5.0 となっています。これから JBoss Rules ( Drools )を利用する場合は、そちらを参照ください。
JBoss Rulesに必要なJava環境は、JDK1.4以上です。
JBoss Rulesでは、ルールベース開発に便利なIDE環境が充実してきたので、せっかくですので積極的にIDEを使っていきましょう。
そのためには、Eclipseを導入しておく必要があります。必要とするEclipseのバージョンは、ユーザガイドによれば3.2M5以上のようです。Eclipseのサイト
Eclipse本家
http://www.eclipse.org/downloads/index.php
に行って3.2の版をダウンロードしてきましょう。日本語化には、
http://eclipsewiki.net/eclipse/
を参照ください。
JBoss Rulesのインストール
ここでは、Eclipseのプラグインを利用したIDE版をインストールする場合のみ
説明します。
[JBoss Rulesのダウンロード]
JBoss RulesのIDE版ファイルをダウンロードします。
まず、JBoss Rulesのページ に行き、JBoss rulesのDownloadsページ から、JBoss Rules IDE 3.0をダウンロードします。
[JBoss Rulesのインストール]
上記、ダウンロードしたファイル(中身はEclipseのプラグインです)をEclipseのフォルダ上に展開してEclipseを再起動すればOKです。
[JBoss Rulesのサンプルプログラム]
JBoss Rulesをインストール、Eclipseを起動後、新しいプロジェクトを作成します。すると、ウィザードが表示されるので、その中からJBoss RulesのNew Rule Projectを選択します。適当なプロジェクト名を入力して、実行するとプロジェクトが作成されます。
次にプロジェクトの中身を見てみましょう。Package Explorerから、今作成したプロジェクトの中身をみるとJavaのソース(DroolsTest.java)と、ruleのソース(sample.drl)が作られているのがわかります。これが、JBoss Rulesの非常に簡単なサンプルプログラムです。DroolsText.javaをJavaアプリとして実行させてみてください。下のコンソール画面にHello World、Goodbye cruel worldという表示が出るはずです。