droolsの4.0では、Eclipseのプラグインとしてルールワークベンチ(IDE)が提供されています。
Droolsの入門には、このルールワークベンチを用いるのが、もっとも手軽だとおもいます。
まずは、インストールから
Drools Eclipse IDEに必要な環境は、Eclipseの3.2以上とEclipse GEF(Graphical Editing Framework)の3.2以上が必要です。
Eclipseのインストールについては、検索サイトで例えば、Eclipse 3.3 インストール などと入力して検索すれば
いくらでも出てくるので省略することとして、ひとまずGEFのインストールから(すでにGEFがインストールされていればその必要はありません)。
GEFをインストールするには2つの方法があります。
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GEFのサイト から直接ダウンロードして展開し上書きコピーする方法
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EclipseのSoftware Updatesを用いる方法
まず、直接ダウンロードする場合、All in oneのzipファイルをダウンロードして展開し、中のfeatures,pluginsファイルをEclipseのインストールフォルダ内に上書きコピーすればOK。
また、EclipseのSoftware Updatesを用いるには、 Eclipseのメニュー Help→Software Updates→Find and Install…と選択すると、
と表示されます。search for new features to installを選択しNext>を押すと、下のようなupdate siteを選択する画面が表示されるので、
Graphical Editing Framework (GEF) Update Siteを選択し、Finishを押すと後は画面の指示にしたがっていけば、自然にインストールされます。途中ライセンスの同意画面が出ますが、確認後agreeを選択すればインストールが始まります。
Drools IDEのインストール
これも、GEFのインストールと同様2つの方法があります。
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Droolsのサイト から直接ダウンロードして展開し上書きコピーする方法
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EclipseのSoftware Updatesを用いる方法
まず、直接ダウンロードする場合は、DroolsのダウンロードサイトからEclipseのバージョンにしたがったWorkbenchのファイルをダウンロードし、GEFの場合と同様zipファイルをダウンロードして展開し、
中のfeatures,pluginsファイルをEclipseのインストールフォルダ内に上書きコピーすればOK。
Software Updatesからインストールする場合は、GEFと同様の操作でupdate siteを選択する画面を
表示し、New Remote Siteを押すと以下のような画面が表示されるので
Nameとして適当な名称(“JBoss Drools”など) を入力して、URLは、
Eclipseが3.3のとき
http://downloads.jboss.com/drools/updatesite3.3/
3.2のとき
http://downloads.jboss.com/drools/updatesite3.2/
とします。後は画面の指示にしたがっていけばインストールできます。